内勤より外回りの多い営業職の人でも方向音痴の人っていますよね。Google マップなどの地図アプリを使ってもどういうわけか遠回り。駅前のタクシーを拾うことにも苦労する強者もいます。
そういう人はついつい社内の相談しやすい人に客先へのアクセス計画を頼ってしまいがちです。しかしお客さんへの往訪経路を調べて計画することも立派な仕事です。外回りの多い営業職の方はきちんと危機感を持って方向音痴を克服しましょう。
それでは方向音痴の人はどうしたらよいのでしょうか。ご安心ください。道に迷わないコツはきちんとあります。
今回の記事では、外回りの多い営業職の方向けに街中で道に迷わないように方向音痴を改善するコツをご紹介します。
01.アクセス計画を自分で作る
客先への往訪アクセス経路はきちんと自分で作りましょう。Googleマップをつかうのはそれほど難しいことではありません。
お客さんの会社など行き先を検索して目的地設定を行い、会議前に余裕を持てる時間に到着時間を設定すれば、逆算して出発時間と経路が表示されます。
作業のコスパを考えて他人に頼り過ぎるのはやめましょう。アクセス計画を自分で作る経験が方向音痴の克服プロセスです。忙しさを理由に客先への往訪経路を調べることを怠ってはいけません。
02.地下で道を選ばない
地下鉄や地下街で目的地に一番近い出口を探そうとすると、思ったとおりの場所に出るまでに苦労するもの。地下街における看板は北口/南口など東西南北表示が多いため、そもそも北がどの方向か分からなければどうしようもありません。
誰しも地下では方向感覚が鈍ります。また、地下においてはスマホの位置情報がきちんと取得できないこともあり、地図アプリの現在地情報が正確ではないことがあります。
とりあえず地上に出ることを最優先にしましょう。地上に出れば建物や看板など大きな目印が目に入ってきます。そこから道を選んでも遅くはありません。
03.目印となるランドマークを探す
駅の改札や地下から地上に出たら、そのままの勢いで一歩を踏み出してはいけません。まずは何でもよいので具体的に1つ目印を探してみましょう。たとえば高層ビルやブランドショップ、食堂の看板やバス停でも構いません。
なんとなくの感覚を根拠にすぐに歩き出すのはやめましょう。その代償は案外高くついたりします。地下から出たら歩き出す前に地図アプリの現在地情報を確認しましょう。地上に出た時こそ仕切り直すタイミングです。
一般的な普通の方向音痴ではない人は、人や車の流れなどを理由にざっくりした感覚で街中を歩いていません。現在地と目的地(目印)との距離を縮めるように動いています。
04.できるだけ大通りを使う
移動にはできるだけ大通りを使いましょう。つまりは目的地までの曲がる回数を少なくする、という作戦です。道を曲がる回数が多ければ多いほど道を間違えるリスクも高まるものです。
なるべく大通りを使いましょう。
人通りの多い大通りのほうが安全かつ道案内の看板も多く設置されているものです。困ったときにはお店や人に聞けるのも大通りの利点です。また、都会でも田舎でも狭い道は行き止まりになる確率があるので注意しましょう。
05.常にスマホの現在地情報をチェックする
移動している最中はスマホを片手に常にスマホの地図アプリから現在地情報を確認しましょう。
Googleマップなどの地図アプリは便利なもので、自分が進んでいる方向を表示してくれます。
たとえタクシーに乗ったとしても、すべて運転手に任せるのではなく移動中の現在地は確認しましょう。地方の企業では、同じような名前の別々の工場が存在したり、特定の部署だけが別の建物に分かれていることがあり、タクシー運転手ですら間違えることがあります。
余裕を持って行動しよう
時間に余裕を持って行動しましょう。想定外のトラブルで道に迷ってしまうと焦ってしまうものです。あわててしまえば落し物や事故の原因となります。
時間的な余裕は精神的な余裕に繋がります。
精神的な余裕の無さはトラブルのもとです。特に外回りの多い営業職となると、個人に任せられる範囲が広いため、きちんと成果を上げるためにもトラブルのリスクを下げる努力をする必要があります。早めの出発を心がけることから始めていきましょう。