「幸せなら手を叩こう」という歌が子供の時にありました。あの頃は手をたたけばそれだけで楽しかった。幸せでした。そして楽しい時はいつも笑っていました。
そう、いまの私たちに必要なのは、幸せなら手をたたこう、の精神です。
自分に素直であること
成熟し大人になった今はどうでしょうか。純粋に物事が楽しむことが出来なくなっているのかもしれません。わたしたちは社会で生き抜くために試行錯誤を繰り返し、反省や振り返りを成長という形に変えてきました。その反動のせいか必要ない時にもついつい色々考え過ぎてしまいます。
頭で考えるよりも心から楽しめること、ワクワクすること、思い当たるところありませんか?
楽しいことを体は知っている
あなたは頑張りすぎて自分が望んだ理想とは違う逆の結果になっていませんか。裏目に出るとはよく言いますが、努力に対する結果のバランスが崩れる時があります。
若手社員の仕掛案件を手伝って残業してまで親身にアドバイスしたのにお礼の一言も無い、相手のためにやったつもりなのに相手から疎まれる。
こんな時には何が何だか分からないもの。相手のためにと考えるほどごちゃごちゃしてイライラしてきます。
結局のところ他人を自分の思い通りには変えられないのです。
自分の努力の範囲を明確化し、そのプロセスを認めてあげましょう。
笑顔は楽しいとき
昔楽しかったことは、今再現しても楽しいです。
条件反射を利用しましょう。「パブロフの犬」とは条件反射を一言で表すキーワードです。
犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がよだれをたらすようになるというもの。
出典:Hatena Keyword
刺激に対して、神経系を通しておこる生活体の反応のことを反射と呼ぶ。
条件反射とは一定の訓練、経験によって後天的につくられた反射をいう。出典:Hatena Keyword
条件反射の例
・梅干しを見ると、つばが出てくる。出典:Wikipedia
ためしに好きな音楽をイヤホンで聞いてください。
少しノって良い気持ちになりませんか。子供の時のようにイノセント(シンプル)に楽しい気分に戻れるます。
ほんの少しのアクションで気分がよくなるのなら利用すればいのです。
感情表現をシンプルに
いつでもシンプルな態度を心がけましょう。
単純に楽しみ、笑い、喜びましょう。
誰かからあいまいな見返りを求めるのではありません。仕事など日常ストレスからの逃避を反動エネルギーにするのでもありません。”あいつを喜ばすために楽しもう””仕事を忘れるために楽しもう””仲良くなるために気を遣おう”そんな考えはわきに置いて目の向き先を変えましょう。
子供たちは楽しそうな顔して手をたたきます。自然とため息つくのも簡単ですが、溜息つく代わりに手をたたいてください。
いい気分になり幸せを感じたなら態度で示していきましょう。幸せな態度を振る舞う人は周囲を引き付ける魅力がありますから。