「自分なんか」という口癖はかなり根が深いネガティブ習慣。口癖がそれこそクセになってしまい、損をしてしまっているというのは誰しも経験のあることではないでしょうか。

頭を切り替えましょう。ほんの少しの振り返りとコツさえつかめればいつものパターンから抜け出せます。

01.
なんとなくあきらめている

何についても自分はふさわしくないと思っているのか、ついつい自分を諦めてしまう癖。そして不思議とそこから得られる「変わらない」という安心感。

ですが、安心感と幸せを求めることは違います。幸せを諦めることで充実した毎日を過ごしている人がいるでしょうか。
いままで「そのうちなんとかなる」と思っていたのかもしれませんが、いまストレスを抱えているのなら何ともなっていません。

あいまいに自分を諦めていては同時に前向きさも失ってしまいます。
未来に希望を持って立ち上がるのです。
欲しいものを手に入れたいと強く願う気持ちが前に進む原動力なのです。

いま一度自分に問いかけて欲しいのです。
自分を諦めていたままで本当によいのでしょうか。
誰かがあなたの本当に深いところまで手を差し伸べて強引に引っ張り出してくれることは滅多にありません。
諦めずに幸せになってください。

02.
知らずのうちに人と比べている

自分なんか…と自己否定の癖がある人は言葉と一体化しています。
自己否定と同化していると気づかないのですが、自己否定する時に人は自分と他人を比較しています。「否定」とはAとBを比べて「OKかNGか」を判断すること。エクセル関数でもTRUE/FALSEを出すには2つの値を比較します。

そもそも他人と自分を比べることにはものすごくパワーがかかります。
そして比べた結果は自分がダメなんだ、ということになる。これでは勝ち目のない勝負に挑んでいるようなもの。

自分の首を絞める必要なんてありません。自信喪失のループから抜け出しましょう。
あなたの未来予想図はあなたを落ち込ませるためにあるのではありません。

03.
自分で考えて出した答えだけが
正解だと信じている

社会に出ると「世の中に正解はない」ということにふと気づくと思います。もし何かしら仕事上のミスが起きたとしても全世界がストップすることはほぼありません。
だからこそ自分くらいは間違えないようにがんばらなければいけない、と思うのは自然なことです。
自分なんか…と考える人は真面目で人一倍気が利く人なのです。

自分の頭で考えることはとても大切なことですが、自分で作り上げたルールや価値観に縛られて窮屈な思いをすることも。
自分の頭で考えるべきだ、という信念は諸刃の剣ともいえるでしょう。

もっともっと周囲の人に頼ってみてはいかがでしょうか。
「三人寄れば文殊の知恵」という諺は英語では「 Two heads are better than one.」。直訳すると「二つの頭は一つよりいい」という意味です。

小さなことでも周りに相談しましょう。
人に助けを求めることは良いことなのです。

自分のエネルギーをもっと前向きに使おう

口癖とは自分自身と会話しているようなもの。常に自分とネガティブなコミュニケーションを取っていれば疲れがたまる一方です。
また、口癖を直そうと自らを細かくチェックしすぎるのも気持ちが前向きになりません。それではまるで牢屋の門番のような生き方です。

そんなときにおすすめしたいのはもっと遊ぶこと。
楽しいイベントでカレンダーをいっぱいにしましょう。
旅行が好きなら旅行サイトを見て今すぐ予約をするのです。

自分の悪癖と向き合うのではなく、明るいイベントに焦点を当てましょう。
遊んでばかりでは成長できない、という思い込みを捨ててみてください。よく働く人はよく遊ぶものです。

明るい言動が増えてきた時に自分を振り返ると、以前よりも明るい面がもっと見えてきます。それが自信につながります。
そのうちに周囲の目も変わってきます。
もっと楽しんでいきましょう。

 

記事の謝辞

この記事を書くきっかけをくれた友人へ

私はあなたほど純粋で優しい人を知りません。子供の頃から男子にからかわれることも多く、自分に自信が無かったとしてもきっと大丈夫です。幸せになってください。いい子でいることと受け身体質でいることは違うのですから。
いつも素敵な笑顔と優しさをありがとうございます。応援しています。