ときに私たちがものぐさ無精になってしまうのはなぜなのでしょうか。気がつくとアレもコレもやりっぱなし出しっぱなしになり、かんたんに身の回りは乱れていきます。

今回の記事では「怠惰」をテーマにその理由と対策をまとめています。だらしなさ、という何でもないことでも自分を変えるためには、やはりあらためて主体的に取り組むことから始まるものでしょう。

食生活:基本的な栄養が足りていない

コンビニやファーストフードなどに頼った食生活を長年続けていると、栄養は偏りがちになります。食べたいものを食べたい時に食べるような食生活では、どうしてもエネルギー不足に。

自分の体を作っているのは食事です。朝昼晩と3度の食事をバランスよくきちんと取ることが基本でしょう。

慢性疲労:睡眠が足りていない

疲れていていつも眠い、と感じているようなら疑うべきは睡眠不足。忙しくしていたり、逆にだらだらと過ごしているとベッドに入ってきちんと寝ることがおろそかになりがち。

ですが、睡眠は本当に重要なこと。6時間以下の睡眠を続けているのであれば、2日間徹夜した状態だとも言われています。

環境変化:長く環境の変化がない

よくある例が学生時代と同じアパートに住み続けて会社に勤め始めた途端に不摂生な生活に陥るケース。社会人は律した生活を求められますが、学生時代の自由な環境に身を置き続けているとズレが生じてくるのです。

特に一人暮らしの場合には基本的に家の中が自分専用に完成しているので、家は消費するだけの場所ということになりかねません。

こんな場合には、部屋の模様替えや思い切った引越しがオススメ。引っ越し好きな人がいますが、彼らのように積極的に環境の変化を取り入れてみることでフレッシュな気持ちになれます。

完璧主義:仕事に対して過剰な美学を持っている

皮肉なことに仕事に完璧主義を持ち込むほどプライベートが崩れていきます。大部分の完璧主義者はかなりの自己犠牲を認めています。

貢献したいという意図は素晴らしいですが、やりすぎは結局のところ、自分にとって都合が良くありません。

そんな時にはまずは肩の力を抜くこと。仕事は生活の一部である、ということを再認識しましょう。

動機付け:はっきりした将来の目標がない

TOEIC高得点やビジネス書読破を会社の目標にするような、自分のやりたいことがハッキリと分からないタイプ。簡単な資格に手を出しては引っ込める、など思いつきの好奇心に振り回された生活では自分自身の生活を守りきれません。

仮置きでよいので自分の軸となるような目標を1つ立ててみることです。目標に間違いも正しいもありません。正しいと判断するのはあくまで自分。それが間違っていてもよいのです。

目標を追いかけることは毎日に充実感を与えてくれます。長期間の目標を持ってみることをおススメします。完了基準のある計画がよいでしょう。

自分は早死すると思っている

一度生活サイクルが崩れ始めると人は何かを諦めるようです。余裕のある生活。さわやかな朝の目覚め。健康的な体。そして根拠もなく自分の未来をも諦め始めます。ですが、そう簡単に人生の流れは止まりません。

自分は早死にすると根拠もなく思い込むのはやめましょう。充実した毎日を送ったほうがよいに決まっています。

病気や事故などは仕方ありませんが、日本は長寿化社会になっていきます。意識を変えるのには早いほうがいいに決まっています。そのうちに誰かがやってくれるわけではありません。腹をくくって自分のことは自分でやるべきでしょう。