家庭でも仕事でも勉強でもうまくいかないときは苦しいもの。誰だって生きていればトラブルや衝突はつきものですが、どうにかしようと考えても考えても答えが出ないとかえってジタバタしてしまいます。

それこそうまくいかないときのほうが多いんじゃないかと思えたりもしますが、大変なときほど大きく変わるチャンスだったりするものです。

うまくいかない時には何かを変える必要がある。

私たちは子供のときからいろんなことを学んで成長してきました。こんなときにはこうしたらいい、というような自分なりのルールを作ってきたともいえます。

しかし、自分の頭の法律に頼ってばかりいると頑固でマイルールに縛られてしまい、いずれどこかで不都合が出てきてしまうかもしれません。

うまくいかない時には何かを変える必要があります。

自分の世界のルールを盲目的に信じすぎると、公正さのバランス感覚が取れなくなります。1つのルールが世の中すべてに当てはまるわけではありません。一事が万事じゃないのですから。

決めつけていては何も変わらない

インテリジェントが高く成長意欲の強い人はとかく物事を決めつけがちでストイックに自律しようする傾向にあるかもしれません。彼らはあいまいさを許すのが難しいのです。

柔軟性に考えましょう。なにごとも決めつけていては何も変わりません。

問題に直面しているときに、自分の力だけで何とかしたいのかと証明したいのか、それともうまくやりたいのか、どちらでしょうか。大事なのは機能的であることだと考えられませんか。過去に手に入れたルールという思い込みによって、足を引っ張られる必要なんて無いのです。

今の自分にフィットしないルールは修正する必要がある

今の自分に必要のないルールは変える必要があります。真夏に毛皮のコートは必要ありません。

変わることが不安だったり、それでも執着し続ける人もいますが、これは決して自分が負けたわけではありません。バランス感覚という成長と呼んでみることは出来ませんか。

自分を信じられないのでしょうか。すぐにルールで縛りたがる人がいますが、がんじがらめなルールを持つことが自律することではありません。何かトラブルがあってもそこからヒントを得て変化し、それが人間的な成長につながっていくのだと思います。