「ワンタッチネクタイ」とは、一般的なネクタイのように手作業で結び目を作る必要がなく、ジッパーやボタンで簡単に締められる便利なネクタイのことです。メーカーによっては、”ファスナータイ”や”クイックタイ”、”スマートタイ”とも呼ばれています。

以前から商品としては存在していましたが、安っぽくみえる柄が多かったり、不自然なものであったり、なかなか確固たる地位を確立していませんでした。

ですが昨今の在宅ワークやWeb会議の普及により、時短でネクタイスタイルを作れるうえに、型崩れもしないため、その手軽さからビジネスマン向けに人気が出てきています。

仕事用に使えるワンタッチネクタイまとめ

今回の記事では、仕事に使えるおすすめのワンタッチネクタイをご紹介します。

現代のスーツスタイルは、常にネクタイ着用が求められるとは限りません。ワンタッチネクタイは、TPOを選んで上手に使いこなせばサラリーマンの味方だと思います。

ワンタッチネクタイの選び方

現状これといってワンタッチネクタイ専業ブランドが確立されていませんが、各メーカーからさまざまな商品が発売されています。

そこで今回は下記に示す一定の基準をもとに利用シーン別に人気の商品を厳選しました。

1.シルク素材であること
2.カラーは無地であること
3.結び目が自然であること

小さな襟型ビジネス用
MHA(エムエイチエー)

MHA(エムエイチエー)のグログラン無地ワンタッチスリムタイ。リーズナブルな価格ながら目立ちすぎない自然な光沢があります。

紺色やグレーの無地を選ぶのがベストな選択。カラーバリエーションは豊富ですが、柄物や派手なカラーを選んでしまうと悪目立ちしてしまうので避けた方がよいでしょう。

ワイシャツの襟型がシングルカラーもしくは、レギュラーカラーの場合には、結び目がコンパクトなシングルノットのネクタイを選択すれば間違いありません。

大きな襟型ビジネス用
洋服の青山

スーツ販売実績世界ナンバー1の洋服の青山が販売しているワンタッチネクタイ。普通のネクタイと同じような価格帯ですが、使いやすさ、クオリティーともに文句なしです。

色は汎用性の高いネイビー系を選びましょう。ワンタッチネクタイは落ち着いたカラーが使いやすいと思います。もしVゾーンで個性を出したいのであれば通常の締めるネクタイでするべきでしょう。

ジャケットの襟型(ラペル)が大きいものやワイシャツの襟型がワイドカラーであれば、ダブルノットのネクタイを選べばタイとシャツのバランスが取れるので不自然に見えません。

小さな襟型冠婚葬祭用
MHA(エムエイチエー)

こちらもMHA(エムエイチエー)が販売する白と黒のフォーマル用ネクタイ。MHAのワンタッチネクタイはリーズナブルで外れがありません。

ワイシャツの襟型がシングルカラーもしくは、レギュラーカラーの場合にはシングルノットのネクタイが自然に見えます。

冠婚葬祭用ほどワンタッチネクタイのメリットを感じられるタイミングはないかもしれません。

大きな襟型用
冠婚葬祭ネクタイ

冠婚葬祭用の太めフォーマルネクタイ。ネクタイがダブルノットに作られているため立体感があります。

ダブルのスーツやワイシャツの襟型がワイドカラーの場合には、結び目がダブルノットのネクタイが自然に見えます。ワイシャツの襟型に合わせて選びましょう。

ワンタッチネクタイで積極的に楽をしよう

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冠婚葬祭ではネクタイが必須ですが、楽な姿勢をさせてもらえる時間が長くありません。在宅ワークの職場環境においては、Web会議に急に呼ばれたりもしますし、形式上ネクタイが必要な場合もあります。

ワンタッチネクタイに関しては、自分に都合よく考えて積極的に楽をすることが大事だと思います。

本当にきちんとしたネクタイが必要な時にちゃんとした格好を整えれば事足ります。少しの時間だけネクタイが必要ならワンタッチネクタイでまったくもって十分でしょう。