ジムの水泳プールで使える防水イヤホンをお探しではありませんか?
最近では完全防水対応といわれるほど防水性能が充実している製品が各メーカーから発売されており、水没を気にせずにお気に入りの音楽を聴きながらイヤホンを装着して水泳が楽しめます。(またはアクアウォーキングなどの水中エクササイズ)
そこで当記事ではジムのプールで使えるような防水イヤホンについて、その選び方からおすすめ商品まで解説します。
※事故防止のためプールでのイヤホン利用を禁止しているジムもあります。事前にご利用のスポーツジムに確認したうえでご検討ください。
ジムのプールで使うイヤホンの選び方
まずはジムのプールでの利用に適したイヤホンの選び方について解説します。目的に合ったイヤホンを選びましょう。
※当記事では便宜上イヤホンとヘッドホンを同じ意味で扱っています。
防水性能の高さで選ぶ
ジムのプール(特に水中)でイヤホンを使うには高い防水性能が必要です。
一般的にはイヤホンの防水性能は「IPX~」と表記され、防水性能は○の部分に当たる数字が大きくなるほど高くなります。防水性能の最高ランクは「IPX8」です。(2022年2月時点)
参考までに防水性能のIPコードを一覧表に整理しました。
IPX0 | 特に保護がされていない |
---|---|
IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
IPX4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
まずは自分のやりたい運動レベルを決めてから防水性能の高さを選ぶといいでしょう。(ジムのプールで水泳をするのか、水中ウォーキングをするのかなど)
もしイヤホンを水泳で利用するのなら「IPX8」など数字の高いものを選び、水中ウォーキングでの利用するのなら「IPX4」など数字の低いもので十分でしょう。
イヤホンは防水性能が高いほど商品の値段が上がる傾向にありますが、実際のところそれほど大きくは価格帯は変わらないのでご安心ください。
イヤホンがジムのプールに水没してしまっては取り返しがつかないので、多少オーバースペックでも最高ランクの「IPX8」を選んでおけば問題ありません。
イヤホンの形状で選ぶ
イヤホンにはさまざまなタイプがありますが、ジムのプールでの利用に適しているのは「ヘッドホン一体型タイプ」です。それはなぜなら「水中での安定した装着感」と「音切れが無いこと」が理由としてあげられます。
Bluetoothを使う分離型タイプでは本体(スマホなど)を置く荷物置き場とプールとの距離によっては音が途切れてしまいますし、耳に差し込むだけの独立型タイプだと運動している最中にイヤホンが耳から落ちてしまう可能性があります。
イヤホンをしたままプールに入水するなんて、はじめのうちはイヤホンが水没しないか不安になりますが、その安定感とクリアな音質に驚くでしょう。
メモリ容量で選ぶ
「ヘッドホン一体型タイプ」のイヤホンの話ですが、音楽プレイヤーに入れられるメモリ容量で選ぶポイントです。
入れられる音楽の曲数が少ないと、毎週のようにプールに入っている人にとっては物足りなくなってくるためです。
頻繁に音楽を入れ替えるのであればもんだいありませんが、メモリ容量は多いに越したことはないでしょう。
イヤホンで音楽を聴きながら泳ぐメリット
ここでは特にイヤホンで音楽を聴きながら泳ぐメリットについて解説します。
※泳ぎ方はクロールを想定して書きますが、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライでも同様です。
リラックスして泳げるようになる
水泳中に音楽を聴くメリットは、リラックスして泳げるようになることです。
ずっと腕に力を入れて泳いでいてはすぐに疲れてしまうので、うまく力を抜いて大きく泳ぐことでスイースイーと楽に長距離を泳げます。
長い距離を楽に泳ぐためには、リラックスすることが大切です。
耳にイヤホンをかけることに違和感を感じるかもしれませんが、実際のところ水中ではあまり気になりません。
リズムでペースをキープできる
け伸びもバタ足もスムーズに進むためには一定のリズムをキープすることが大切です。
音楽のジャンルにもよりますが、イヤホンで音楽を聴きながら泳ぐと、頭でリズムを調整するよりも正確にリズムがキープできます。
力まかせにバシャバシャと泳いでいると、息継ぎやローリングのリズムが崩れてしまい息苦しくなってしまうので、まずはリラックスして一定のリズムを保ちましょう。
上級者の方は長い時間泳いでいると頭がヒマになってきたりするものですが、イヤホンで音楽を聴いていると水泳中のモチベーションがキープできるので距離を伸ばしたい人にはぜひおすすめしたいところです。
耳栓としても使える
防水イヤホンは、プールでの耳栓としても使えます。
耳栓を使わずにジムのプールで水泳している人は案外多いものですが、水の浸入を防げば外耳炎など耳のトラブルに見舞われるリスクが減らせます。
ジムでどんな運動をするにしても、ケガやトラブルが無いことが一番大切だと思います。
100均ショップで売られている耳栓を使ってジムのプールで泳いでいる人もいますが、そもそもそれは避けた方がよいと思います。
ジムのプールでイヤホンを使う際の注意点
ジムのプールでイヤホンを使う際の注意点は、注意力が散漫になってしまい周囲の音が聞こえづらくなることです。
特にジムが混んでいる時間帯のプールではイヤホンの利用は避けましょう。
また、もし朝早くジムに通っていたり、空腹で運動しているのなら注意が必要です。体に必要なエネルギーが不足している状態で運動してしまうと、さらにエネルギーが枯渇することになってしまいます。特にプールの水泳は、有酸素運動と無酸素運動の両方の側面があるので、事前にきちんと栄養を取っておきましょう。
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水泳用防水イヤホンおすすめのご紹介
それではジムのプールで使うおすすめのイヤホン商品をご紹介します。今回は普段使いのイヤホンとは別物と割り切って水泳に使いやすいモデルを厳選しました。
SONY
水流抵抗を考慮したネックバンド形状の防水音楽プレイヤー。
とにかく見た目がカッコいいのが特徴で、コナミスポーツクラブなどジムのプールでもよく見かけます。
周囲の音や人の声を聞き取りやすくする「外音取り込み機能」が搭載されていて、周囲に気を使えるのが便利な国産アイテムです。
Tayogo
防水性能IPX8を誇り、抜群の安定性を保ってくれるTayogo製イヤホン。
こちらはヘッドホン一体型で首の後ろに着けて使用するタイプです。体重量はわずか32gなので、プールの水の抵抗も気にならず長距離スイムにはもってこいの一品。一度の充電で最大8~10時間の連続再生が可能で、サイズ展開もあり、3サイズ(S、M、L)の耳栓が付属しています。
日本ではいまだ聞きなじみのないブランドでジムのプールで見かけることをも少ないですが、価格と性能のバランスが非常に取れているプロ向けモデルです。
SYRYN
コンパクトなネックバンド式で使い勝手のいいSYRYN。
こちらは国際防水レベルIPX4でとにかく操作方法がシンプルなイヤホンです。ボタンは再生、停止、音量と操作で迷うことがないほど無駄がありません。装着の圧迫感は一切無く、ジムのプールで長時間の水泳していても首が疲れないのが特徴です。
お気に入りの音楽を聴きながら水泳を楽しもう
長距離を泳ぐのが好きな方にとっては、防水イヤホンは最高の遊び道具といえます。
また、足腰のリハビリとして勧められるアクアウォーキングなどジムのプールでの運動にも防水イヤホンはおすすめです。好みの音楽を聴きながらでしたら腰痛や膝痛のリハビリも少しは気軽に取り組めるようになると思います。
いつもと少し気分を変えて音楽を聴きながらジムのプールに通ってみてはいかがでしょうか。
あくまでもジムのルールを守ったうえで、優雅な時間を楽しんでいきましょう。
※繰り返しになりますが、トラブル防止のためイヤホンの利用を禁止しているジムもあります。事前にご利用のジムに確認してからご検討ください。