いったいどうしたらいいんだろう、、、企画やアイデア出しなどの仕事をしていると、ふいに「生みの苦しみ」に入るときがあります。これはスランプとも呼ばれます。いったん手が止まるとすべてがストップしてしまって気がついたらウンウンうなってばかりで時間だけが過ぎていた、となれば仕事の進め方に改善の余地があるでしょう。

どうしたら生みの苦しみをスムーズに抜けられるのでしょうか?自分の頭で考えることは大事なことなのですが、仕事を前に進めて成果をきっちりと時間内に出すことはもっと大切です。

今回の記事ではビジネスにおける、いわゆる「生みの苦しみ」を乗り越えるための実践的な対策をご紹介します。

01.素直に周囲の人に助けてもらう

いままでの経験を思い出してください。部活や受験、就職活動などいままで誰かに背中を押されて何かを始めたことはありませんか?そんなあなたは最初の一歩をサポートしてくれる人がいるとスムーズに走り出せるタイプかもしれません。

助けを求めるのは良いことなのです。「こういう仕事は苦手なんだよね、」と悲観的になるのではなく、「仕事を前に前に進めることが自分の得意分野なんだ!」と気づいたらこっちのものです。

もしまわりが忙しくて気まずいときでも、勇気を出して聞きましょう。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。もっと周囲に頼って、チームの推進力を利用しましょう。

02.仕事を徹底的に分解する。

周りに相談できる人がいない時、その仕事をものすごく簡単なものにしてみてください。コーヒーを飲みながら何も考えずに手が動かせる作業単位にまで落とし込むのです。

そのときのコツは細分化。仕事というものは分ければ分けるほどカンタンになります。

簡単な作業を進めて仕事の勢いがついたならこっちのもの。ペースを崩さないように前に進めるだけです。自分の苦手なこと、ハマっている苦しみから自分の得意なことに気づいてみる。苦しみにハマりつづけるか、抜け出すか。その違いはほんの少しのきっかけなのかもしれません。

03.一度ギブアップして諦める

スランプのときには、開き直って一度ギブアップしましょう。諦めて別の仕事を終わらせるのですもちろん。深呼吸やたまっていた事務仕事。軽く伸びをするのもよいでしょう。そうすると肩の力が抜けてきます。体と思考は神経がつながっています。発想を柔軟にするのです。

人間が最もパフォーマンスを発揮できるのは、適度にリラックスしている状態。

意識的集中の力で無理やりアイデアを出そうとしても、意識的な思考からは出てきません。出来ない状態でやろうとしても出来ないのです。出来る状態を作りましょう。

一般的には「0」を「1」にする時のほうが苦労します。「10」を「20、30」にするほうが案外ラクなもの。仕事のノリをつかむまでは苦労しますが、一度流れをつかめばあとはスムーズに仕事を進められるでしょう。

仕事を前に進めるのは気持ちいい

そもそも発想や企画が苦手だから手が止まるのでしょうか。それとも分野の知識が足りないから書けないのでしょうか。職場では反省する時間を取ることが許されず、次の仕事が舞い込んでしまい成長の機会も見失ってしまいます。

アウトプット重視のやり方ではなく、プロセス重視であることが大切。生みの苦しみは抜けると気持ちいものだったりします。

はじめから絶対的な正解を出そうとするのではなく、頭を柔らかくして取り組んでみてください。きっとそこに応えはあります。