仕事で役立つコミュニケーション能力や協調性を高めるためにどうしたらよいか分からず、お困りではありませんか?

仕事に求められるビジネススキルは数多くありますが、これらのヒューマンスキルは技術的な資格や免許など異なり、目に見えない能力であるため、どうやって身につけたらいいのか分からないこともあると思います。

これらを身につけるためのヒントはチームワークにあります。チームワークの基本を身につけたり、チームワークが求められる環境で働く経験を積むことで、必然的にコミュニケーション能力も上がり、協調性も高まるのです。

チームワークで大きな成果を生み出すためには、個人がそれぞれ持つコミュニケーション能力と全体の協調性の歯車が噛み合うことが大切です。

1人で出来る仕事の範囲は限られていますが、協調性をもってチームワークを発揮すれば1人では実現できない大きなことが実現できるようになるのです。

今回の記事では、職場におけるチームワークを向上する秘訣についてまとめました。

リーダーがチームを率先する

リーダーシップ

チームワークが正しく機能するためにリーダーという存在が必要です。

リーダーは、ある職場では管理職と呼ばれているかもしれませんし、違う場所ではプロジェクトマネージャーとも呼ばれることもあるかもしれません。しかし、どの職場においてもチームワークのためにはリーダーの存在が求められます。

そしてリーダーが先頭に立つことはやはり重要です。

リーダーが曖昧なチームはキャプテンのいない飛行機や船と同じ。みんながバラバラの方向を向いて、誰の指示を聞いたらいいのか分からない状態はあまりに危険です。

※当記事では、個々人が発揮する「リーダーシップ」と「リーダー」はあくまでも別物としています。

共通のゴールを把握する

仕事の組織は与えられた目標を達成するために編成されます。

なんとなくこの人とこの人が相性がよさそうだから、という理由で仕事上のチームが編成されるわけではありません。学校の文化祭や修学旅行と仕事は目的が違い、明確なゴールがあるのです。

仕事は会社の目標を達成するためにおこなうもの。チームワークを促進するためには、組織の共通のゴールをあらためて認識しましょう。

チーム共通の目的は組織内で好循環を作ってくれます。同じ苦労を共にすることでみんなのつながりが強くなり、チームワークを促進してくれます。結果として、チームで勝つことが出来るのです。

役割分担の明確化

よくあるハリウッド映画では、世界を脅かすテロ組織と戦うために特別チームが編成されます。リーダー、メカニック、ドライバー、おとり役。誰が何を担当しているのかキャラが明確なのです。

仕事は人につきます。そして人は役割を持つのです。

明確な役割分担が効率的なチームワークを動かすといえるでしょう。

多様性を認知する

多様性

多様性についてはどんなに言葉で分かっていても、なにかしらの行動に結びつけるのが難しいもの。まずは”人と人は違う”ということに気づくことからではないかと思います。

みんなそれぞれ性別や育ちの背景も違います。ピーマンが嫌いな人がいるように、エアコンの風が苦手な人もいるのと同じ。そしてチームにおいては人を尊重するから自分も尊重されるようになるでしょう。

オープンなコミュニケーション

オープンコミュニケーション

お互いにもっとオープンにコミュニケーションをしましょう。

ことコミュニケーションについては、我々はもう少し型に当てはめずに考えてみる必要があるのかもしれません。”間違ったことをしゃべってはいけない””無駄なことは話すべきではない”というせっかちで萎縮したムードはチームの士気を下げるでしょう。指摘し合うのではなく、より良くするために建設的な会話を意識するのです。

コミュニケーションがビジネスの種。まずはコミュニケーションが上手な人から人に聞いてあげることから始めてみるのがよいでしょう。

まとめ

組織で働くうえではこのチームワークがとても重視されます。

特定の個人1人だけ一生懸命頑張って成果を出したとしても、組織全体としてはあまり評価されないことがあるのです。

チームワークを意識してこれからも頑張っていきましょう。