会社勤めをしていると誰だって人前で話す機会があるもの。資料を用いたプレゼンだけじゃなく朝礼や挨拶だってれっきとした人とのコミュニケーション。

今回は、焦らずに慌てずに人と話すコツについてご紹介します。

頭の回転は口よりも速いもの

普段意識しませんが、私たちの頭の回転はかなり速い。思考は私たちがしゃべるよりもはるかに速いスピードで情報処理を行うのです。

人に何かを伝える時、頭の回転とは別にあえてゆっくりと丁寧に話してみましょう。

相手にもちょうどいい聞く速度があるのです。相手の理解の速度に合わせて話せば、コミュニケーションの行き違いも減っていきます。

メモの速さ<キーボードの速さ

皆さんはメモを取るときには、ノートに書きますか?それともパソコンに打ち込みますか?

ノートは自由に柔軟に書けるのがメリット。ですが、ペンを取ってノートにメモを書く方がパソコンに打ち込むよりも時間を要するものです。

メモを取りながら人と話す時には、相手との間合いを合わせるなど工夫しましょう。相手にメモを取らせないほどの速さで話してもすべて記憶してもらうことは出来ないのです。

キーボードの速さ<話す速さ

どんなにパソコンが得意な人でも口で話すよりも早くキーボードを打てる人はいません。

要は、たくさん発想を出したい、アイデアを発散させたいときには、喋るほうがよいのです。

1人でパソコンに向かって作業するよりもたくさんのアウトプットを出せるでしょう。

アウトプットの方法を目的によって選択していきましょう。

話す速さ<思考の速さ

思考の観点から大別すると「頭で考えながら話す人」と「話しながら頭を整理する人」がいます。この2つのタイプはお互い役割を補完しあっているのですがたまに食い違いが起きてしまいます。

「頭で考えながら話す人」からすると会話よりも思考の速さが勝ってしまうので、自分との会話に集中力を取られそうになりますが、コミュニケーションの相手は目の前のその人なのです。

相手の速度に合わせよう

人にはそれぞれ得意な速度があります。

人に何かを伝えたいとき、相手の理解の速度に合わせて話しましょう。きっと今よりも通じるようになります。